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MS、AI関連の新機能を「Bing」「Cortana」「Office 365」に追加へ

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2017年12月14日 12時26分
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 Microsoftはウェブ検索「Bing」やデジタルアシスタント「Cortana」、「Office 365」サービスへの人工知能(AI)導入を拡大する取り組みを継続している。

 米国時間12月13日、サンフランシスコで報道機関とアナリスト向けに開催されたAI関連イベントで、同社はそれらのサービスに追加するインクリメンタルアップデートの一部を披露した。先頃同社が発表したばかりの量子コンピューティング開発キットのように、AIに爆発的な機能向上をもたらすだけでなく、AIを利用する技術を自社の中核的な製品とサービスに統合することで、より「日常的なAI」の機能も向上させる、というのが同社の主要なメッセージだった。

 ニュースなどの情報に偏見や意図的な嘘がないかがより厳しく精査される中、Bingの検索結果では複数の見解を提示していくという。例えば、Bingで「コレステロールは体に悪いか」と検索すると、その質問に対する2つの異なる回答が表示される(歴史的な人物の誕生日など、事実であることが確定済みの答えを求めるクエリの場合は除く)。


「コーヒーは健康にいいか」とBingで検索すると、異なる2つの見解が結果に表示される。
提供:Microsoft

 さらに、MicrosoftはBingの機能を強化して、検索方法がよく分からないユーザーも必要な情報を見つけられるように支援する。例えばガジェットの名称やモデルなど、知りたいことについてもっと情報を提供するよう、ユーザーを誘導するプロンプトが追加される。

 MicrosoftはソーシャルアグリゲーションサイトのRedditと提携した。Redditの情報をBingの検索結果に追加することが狙いだ。これにより、Redditの会話やコミュニティー、Ask Me Anything(AMA)セッションなどの情報が検索結果に表示されるようになる。

 MicrosoftはAI中心の機能をCortanaにも追加し続けている。Cortanaは「Outlook」や「Gmail」、そのほかのアカウントの電子メールを分類して、最も重要な電子メールの要約を提供できるようになる。Microsoftは「Skill chaining」(スキルの連鎖)機能もCortanaに追加する。これにより、例えばCortanaは単にチケットを予約するだけでなく、予約完了後にイベントをユーザーの「Googleカレンダー」に追加することもできるようになる。

 Microsoftは「Word Online」の新ツール「Acronyms」の開発にも取り組んでいる。このツールは2018年より組み込まれる予定で、「Office」文書や電子メールを調べて、ユーザーが社内で使われている頭字語(acronym)の定義を見つけられるように支援する。Wordの新機能である「Tap」では、ユーザーがWord文書内に留まったまま、関連する文書やスプレッドシート、そのほかの関連情報を見つけられるようになる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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