Microsoftは米国時間12月5日、コラボレーションアプリの「Whiteboard」をパブリックプレビューとして公開した。
同社はWhiteboardについて、手描き機能と共同作業をサポートする「自由な形のキャンバス」と説明している。同アプリは数カ月前から、プライベートプレビューとして提供されていた。
Whiteboardのコンセプトは、 複数の「Windows 10」デバイスをまたいだ共同作業を実現する、というものだ。ユーザーは、他のユーザーがボード上のどこにいるのか確認できるほか、相手が施すアップデートをリアルタイムで閲覧することも可能だ。
WhiteboardはWindows 10デバイスで動作し、リアルタイムのコラボレーション機能を「Office 365」のサブスクライバーに提供する。ローカルの写真やウェブの写真を重ねて追加できるスタック機能や、ウェブ検索機能、異なるボードにアクセスできる切り替え機能も備える。
Whiteboardのパブリックプレビューは5日より、Windows 10のすべての英語版を対象に提供が開始された。他の言語も数カ月以内にサポートされる予定だ。このアプリ(無料で入手可能)を使用するには、共同作業に参加するユーザーの1人が個人、職場、または学校のOffice 365アカウントを所有している必要がある。
このWhiteboardアプリは最終的に、「Surface Hub」カンファレンスシステムに標準搭載されているホワイトボードアプリに取って代わる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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