Appleは米国時間12月11日、音楽認識アプリを手掛けるShazamを買収することを認め、同社のApp Storeで特に高い人気を維持しているアプリの1つを取得することへの喜びを示した。
「Apple MusicとShazamは自然な組み合わせであり、音楽の発見に対する情熱と、素晴らしい音楽体験をユーザーに届けたいという思いを共有している」と同社は声明で述べた。「胸躍るような計画を用意しており、本日の合意について承認が得られ次第、Shazamと統合することを楽しみにしている」(Apple)
同社は、買収金額などの金銭的条件を公表しなかった。TechCrunchは先週、AppleがShazamをまもなく数億ドルで買収すると報じた。ある匿名情報筋が、買収金額は約3億ポンド(約450億円)だと語ったという。
ほとんどの買収についてこれまで無言を貫いてきたAppleが、Shazam買収を宣言したのは異例のことだ。30億ドル(約3400億円)でのBeats買収ほどの規模ではないが、Shazamの買収は、「Apple Music」などのサービスを強化しようとするAppleの動きの一環でもある。登録ユーザーの獲得という点で、Apple Musicは長い間、Spotifyに次ぐ2番手に甘んじている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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