Appleの最高デザイン責任者で、「iPhone」などAppleを象徴する製品のデザインを手掛けたJony Ive氏が、再びデザインチームを統括しているという。
Ive氏は、製品デザインチームを直接監督する職務に戻っているという。Bloombergが最初に報じた。同氏はこれまで、カリフォルニア州クパチーノにある「Apple Park」のデザインを統括していた。「宇宙船」として知られる280万平方フィート(約26万平方m)の新キャンパスだ。
Bloombergによると、Appleの広報担当者を務めるAmy Bessette氏は米国時間12月8日の声明で、「Apple Parkが完成したことに伴い、Appleのデザイン責任者とチームは再びJony Ive氏の直属となり、Ive氏は完全にデザインに専念している」と述べた。
Ive氏は2015年、最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏が新たに設けた最高デザイン責任者に任命され、店舗やキャンパスのデザインを担当していた。同氏は1992年に入社し、Appleの共同創業者Steve Jobs氏が1997年に復帰した後、インダストリアルデザインの責任者に就任した。
Ive氏は、5000件を超える特許を保有しており、「Mac」「iPad」「iPhone」といった人気の高いApple製品のデザインに携わった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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