FRONTEOは12月7日、人工知能ロボット「Kibiro」の法人向けモデル「Kibiro for Biz」に新プラン「Kibiro for Biz +Marketing」を追加したと発表した。同社の100%子会社で、人工知能を活用したデジタルコミュニケーション事業を展開するFRONTEOコミュニケーションズによるもの。
Kibiroは FRONTEOコミュニケーションズの人工知能ロボットだ。法人向けモデル「Kibiro for Biz」では、利用者とのコミュニケーションに必要な機能を搭載し、ニーズや課題に合わせて自由にカスタマイズすることで、接客、受付、販促などさまざまなビジネスシーンに対応できる。
今回加わった新プラン「Kibiro for Biz + Marketing」では、「ロボサイネージ機能」「ターゲティング機能」「リモート監視機能」という3つの機能を搭載。
ロボサイネージ機能では、Kibiroが前方に人を検知すると自ら声掛けを行い、タブレットを操作しなくても商品説明などのコンテンツを自動的に表示する。
ターゲティング機能では、Kibiroのカメラで識別した人の属性(年齢・性別など)や、時間帯によって、表示するコンテンツを出し分けられるようになる。
リモート監視機能では、離れた場所からリアルタイムでKibiroのカメラ映像を確認したり、自由な文章を発話させたりできる。
同社によると、従来の「Kibiro for Biz」での利用者操作(アクション)に応える機能に加え、「+ Marketing」によりKibiroが自らアプローチし、応対する相手にあわせて情報を出し分けることが可能となる。これにより、来店する客層や商品ラインナップが多様な店舗などで、効果的な情報提供・収集が行えるようになるという。
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