Twitterは、2017年に入ったころからビットコイン(Bitcoin:BTC)に代表される仮想通貨(暗号通貨)関連のツイート数が急増していると発表した。大きな価格変動が常態化し、分裂が頻繁に発生し、うわさがあふれている仮想通貨のような市場に対して、Twitterはよい情報源になるとしている。
Twitterの公表したグラフを見ると、BTCの価格が1000ドルから2000ドルのあいだで推移していた2014年から2016年にかけ、ツイート数は一時増えたものの、低い水準で推移していた。ところが、2017年になって急騰すると、それに歩調を合わせてツイート数も急激に増加。増加ペースは衰えることなく、今も増え続けている。
例えば、1日当たりのツイートの量は、BTCに関するものだけでFacebookおよびApple、Netflix、Googleといういわゆる「FANG」株を合わせたツイートを上回るそうだ。また、ほかのブロックチェーン関連銘柄にも影響を及ぼし、仮想通貨の採掘に絡む半導体メーカーのNVIDIAやAMDに関するツイートも大幅に増えたという。
ツイートされる情報は仮想通貨そのものに限らず、ブロックチェーン技術全般、プロトコル、投資の見通しなど多岐にわたる。
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