Twitterは、有料版のAPIを含む「Twitter Premium APIs」を発表した。開発者はこれを導入することで、1回の検索リクエストで表示されるツイート件数や、より複雑な検索クエリなど、より多くのデータにアクセスできるようになる。
Premium APIsは、Twitterの無料版APIとエンタープライズ版APIの中間に位置づけられる。同社は直近の決算報告で、データプラットフォームはとりわけ成長の速い事業だと述べていた。
Twitterはこれまで、基本的なクエリ機能と基本データへのアクセスを無料で提供し、エンタープライズ向けにはリアルタイムの履歴データを提供していた。Premium APIsの狙いは、これらの隔たりを埋め、無料のAPIからより信頼性の高い有料のエンタープライズ版にアップグレードする道を作ることのようだ。
Twitterは今回、Premium APIsの第1弾となる「Search Tweets API」のパブリックベータをリリースした。Twitterによると、Search Tweets APIによりTwitterの過去30日分の履歴データにアクセスでき、将来的には全履歴データにアクセスできるようになるという。
Search Tweets APIを導入すると、1回の検索リクエストで得られるツイート件数が増え、API呼び出し回数の上限も高くなり、複雑なクエリや高度なメタデータを利用できるようになる。Search Tweets APIの月額料金は149ドルからとなっている。
開発者は、セルフサービス型ポータルにアクセスして、データの使用量を監視したり、サブスクリプションと決済を管理したりできるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス