Googleの「G Suite」チームは米国時間10月31日、新製品「Hangouts Meetハードウェア」を発表した。あらゆる規模のビデオ会議を高品質で実現するためのコンポーネントがキットになっている。
このキットはG Suiteのビデオ会議用ソフトウェア「Hangouts Meet」に対応する。キットに含まれるのは、タッチスクリーンコントローラ、スピーカマイク、4Kカメラ、「ASUS Chromebox」だ。
タッチスクリーンコントローラを使えば、ユーザーはタップするだけで「Googleカレンダー」に作成されたイベントに参加できる。参加者のピン留めやミュート、カメラのコントロール、ダイヤルイン機能による参加者の追加も、コントローラで可能だ。
また、スピーカマイクはエコーや背景ノイズを抑えてクリアな音を提供する。最大5個までをケーブル1本で接続でき、広い会議室でもカバーすることができるという。
4Kカメラは視野角が120度。機械学習機能が搭載され、参加者を検知して自動でトリミングとズームを行う。キットの各コンポーネントには、「Chrome OS」搭載のASUS Chromeboxから自動でアップデートが提供される。
また同日、GoogleはHangouts Meetのソフトウェアアップデートも発表した。アップデートにより、会議を録画して「Googleドライブ」に保存する機能(「G Suite Enterprise」ユーザー向け)が加わり、会議参加者が最大50人まで対応可能になるほか、電話番号によるダイヤルイン機能の提供国が拡大される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス