ロードスターキャピタルは10月31日、不動産特化型クラウドファンディング「OwnersBook」投資家の投資傾向に関する調査結果を発表した。
調査の結果、OwnersBook会員数は10月に1万名を突破し、2016年10月1日からの1年で約3.2倍に増加。OwnersBookに初めて投資する投資家のうち、65%が10万円以下の少額投資から開始し、2回目の投資額については、80%以上が初回と同水準か、増額していたという。
1年経た時点での平均投資額は男性が25.9万円、女性が24.6万円と1万円程度の差。ロードスターキャピタルでは、OwnersBookで開催した女性限定セミナーへの参加者が定員以上であったことも含め、女性の投資熱の高まりを実感している。
初回投資日より1年経過後に再度投資する、リピート投資率については、60代以上が最も高く、7割弱が2案件以上に投資していることが判明。中高年層は若年層に比べて、繰り返し投資する傾向にあるという。
ソーシャルレンディングに求めるものは世代で異なり、20代は利回り、手数料、最低投資額、投資期間、配当タイミングなど、さまざまな項目を重視。50代以上の投資家は、利回り以外では、事業者の信頼性と担保内容の2点を重視しているという。
OwnersBookは、不動産に特化したクラウドファンディングとして、2014年9月に開始。利回り(年換算)が4~6%程度の案件が中心で、一口1万円からの投資を可能としている。
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