オンライン決済は、期待通りに簡単かつスムーズにいかない場合もあるが、Googleがその改善策を考案したようだ。
同社は米国時間10月23日、「Pay with Google」というサービスを提供開始した。オンライン決済の大幅な高速化につながるはずだ。
フォーム、セッションタイムアウト、エラーやバックアップ認証とはもう無縁だと、同社はブログに投稿した記事に記した。ユーザーは自分のGoogleアカウントに登録した任意のクレジットカードまたはデビットカードを選択するだけで、面倒な処理はすべて販売業者とGoogleに委ねることができる。
ユーザーが唯一しなければならないことがあるとすれば、本人確認だろう。例えば、端末の指紋スキャナを使ったり、カードの3桁のCVCセキュリティコードを入力したりすることなどだ。
Pay with Googleは、同社のウェブブラウザ「Chrome」で利用できる。「Android」アプリでも動作し、対象アプリは今後拡大していく。「Kayak」「Postmates」「Dice」といった人気のサービスに対応済みで、「Airbnb」「Deliveroo」「Hotel Tonight」「Just Eat」「Hungry House」など、さらに多くのサービスがまもなく追加される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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