次は、ポートレートモードについて見てみよう。iPhone 7 Plusから採用されたポートレートモードは、背面のデュアルカメラを使って背景を効果的にぼかす、いわゆるボケを加える機能だ。
iPhone 8 Plusには「ポートレートライティング」が新たに導入され、従来のポートレートに照明効果が加わる。背景のボケと照明効果の組み合わせによって、iPhone 8 Plusのポートレートモード写真の方が、わずかに際立っている。
iPhone 8 Plusには、5種類の照明効果が用意されている。
自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明はそれぞれ十分な効果が出るように思えた。ステージ照明とステージ照明(モノ)は、iPhone 8 Plusで完璧に機能するとは言いがたい。テスト撮影でも、うまくいかない場合が多かった。メガネが背景から不自然に切り取られたり、人物の髪の毛がまるで下手なピカソの絵のように見えたりすることもある。
ポートレートライティングは、まだベータ版であることに注意してほしい。iPhone 7 Plusで最初にポートレートモードが導入されたときと同様、今後の向上を期待しよう。
ポートレートライティングがうまく機能すれば、特にステージ照明(モノ)の写真は圧巻だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
トラディショナルからモダンへ進化するBI
未来への挑戦の成功はデータとともにある