「iPhone 8 Plus」を使ってみて--「iPhone X」を待たずに買う価値はある?

Scott Stein (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2017年09月23日 07時30分

 11月3日発売予定の「iPhone X」よりひと足早く、「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」が9月22日に発売された。新しいiPhoneを心待ちにしていたユーザーの中には、iPhone Xが発売されるまでは購入を待つべきか、迷っている人も多いのではないだろうか。本記事では、実際に1週間ほどiPhone 8 Plusを使ってみた米CNET記者によるiPhone 8 Plusのレビューと、この疑問に対する彼なりの回答をお届けする。

デザイン:従来通り、前モデルと(ほぼ)同じ

 デザインに関して言えば、「iPhone 8 Plus」は既視感を抱かせる。iPhone 8 Plusの外観は「iPhone 7 Plus」と全く同じに見えるが、背面の素材が光沢のあるガラスに戻ったおかげで、手に持ったときの感触は異なる。Appleは今回の設計プロセスで、より強力なアルミニウムボディのアクセントや、カメラレンズ周りのメタルハイライトを採用している。今回、カラーバリエーションは3色のみである。具体的には、銀のハイライトが施された白のようなシルバー、光沢のある黒のようなスペースグレイ、ローズゴールドのように感じられる、ブラッシュピンク風のゴールドの3種類だ。

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提供:Sarah Tew/CNET

カメラ:優れた写真画質、さらに優れた動画画質

 サムスンの「Galaxy Note8」は素晴らしいカメラを備えている。2016年の「Google Pixel」のカメラも素晴らしい。Appleはカメラの品質に関して、かつては別格の存在だったが、今では、多くのスマートフォンで高品質の写真を撮影できる。Appleが今回、カメラのレベルを再び引き上げたのはそのためだ。

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オフィスを背景に、ポートレートライティング機能を使ってみた。
提供:Sarah Tew/CNET

 8 Plusは新しい「A11 Bionic」チップに加えて、新しいセンサと画像信号プロセッサも内蔵しており、より鮮やかなカラー、より優れた暗所撮影性能、より高速なオートフォーカスを提供すると約束している。筆者が撮影した写真は、おおむね非常に良好な画質だった。既に素晴らしかったiPhone 7 Plusと比較すると、暗所撮影の性能は期待したほど劇的に向上したようには感じられなかったが、筆者の撮影した写真の数々は概して素晴らしい画質だった。

 2016年に初登場した「ポートレートモード」は、フラッシュ写真とHDRに対応するようになった(「iOS 11」にアップデートすれば、7 Plusでもこの新機能を利用できる)。8 PlusとiPhone Xでは、「ポートレートライティング」という新しい撮影技術が追加される。これは、シミュレートされた3D照明を顔に当て、背景をぼかすことにより、スタジオで撮影したような効果を作り出すベータ版機能だ。筆者が試した限りでは、結果はまちまちだった。目を見張るような写真になることもあれば、明らかに作り物に見える写真や、奇妙に切り取られたような写真になることもあった。この機能のためにスマートフォンをアップグレードしようとは思わないが、この機能を使って遊ぶのを楽しく思う人もいるかもしれない。この機能は今後、間違いなく改善されていくだろう。

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ポートレートライティングの「Stage Light Mono」エフェクトで撮影した写真。
提供:Scott Stein/CNET

 筆者は7 Plusと8 Plusを使って、自宅の周辺で写真を撮影した。夕暮れ時に撮影した写真の場合、両者を区別するのは簡単ではなかったが、ほぼ真っ暗になってから撮影した写真では、違いが分かった。新しいスローシンクロのフラッシュはより鮮やかなフラッシュ写真を撮影できるという触れ込みである。筆者がこれまで使ったところでは、それほど大きな違いは感じられないが、まだテストを続ける必要がありそうだ。いろいろと述べてきたが、読者の皆さんも自分の目で確かめてほしい。8 Plusのカメラは本当に素晴らしい写真を撮影する。色も本当に鮮やかになったように見える。それは、ディテールがよりシャープになることも意味する。強い日差しを浴びた雲をHDR撮影したところ、その画質は以前より向上していた。

 米CNETのカメラマン、James Martinも8 Plusを使っている。彼はプロの写真家なので、筆者よりも大きな感銘を受けているかもしれない。こうした写真の画質向上は、新しいレンズや従来と大きく異なるハードウェアカメラではなく、内部のソフトウェアや処理によって実現されている。彼は暗所撮影でのノイズの少なさ、演色、テクスチャの表現に感銘を受けていた。

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