Financial Times(FT)は米国時間10月22日、Googleが収益をニュースパブリッシャーと分配する計画だと報じた。FTによると、Googleは、保有する個人データに機械学習アルゴリズムを組み合わせることによって、ニュース配信元が購読者数を拡大できるよう支援する計画だという。
しかしGoogleは、その報道を「まったくの誤り」とし、同社のサブスクリプションプロジェクトはまだ初期段階にあり、パブリッシャーとの間で予定されている契約はないとした。
Googleの広報を担当するMaggie Shiels氏は米CNETに対し、「収益に関してはまだ何の結論も出ていない」と述べた。「サブスクリプションついては、何の結論にも至っておらず、パブリッシャーと話す必要がある」(Shiels氏)
FTが報じた、Googleがニュースパブリッシャーと進めようとしている契約は、グーグルがAdSenseの事業で広告主と行っている契約と同様のものになるようだ。
Googleのニュースを統括するRichard Gingras氏はFTに対し、「社会としても、また当社の事業にもメリットをもたらす健全なエコシステムを築きたい」と語った。「これについてはまだ検討中であり、当社はサブスクリプション事業の専門家ではないが、収益の分配は非常に寛大なものになる」(Gringas氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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