Googleは米国時間10月4日、新型スマートフォン「Pixel 2」と「Pixel 2 XL」を発表した。保有する人工知能(AI)のノウハウを組み込み、本格的にハードウェア分野に参入し、ゆくゆくはAppleの「iPhone 8」や「iPhone X」、そしてサムスンの「Galaxy S8」や「Galaxy Note8」と競争していこうとする同社の意気込みがうかがえる。
初代の「Pixel」や今回のPixel 2は、GoogleによるAIの継続的な取り組みの一部だ。GoogleによるAIのラインアップとしては、「Google Home」製品(「Mini」と「Max」)や仮想現実(VR)製品がある。ただし、複数のAIパーソナリティを組み合わせることのできるデバイスをユーザーが求めるかどうかは不明だ。Sonosは、Amazonの「Alexa」、Appleの「Siri」、そして「Googleアシスタント」への対応を予定していることをここで指摘しておく。
「AIファースト」という概念は、ますますハードウェアの色合いを強めているようだ。「当社は、ハードウェアとソフトウェアに同時に取り組んできた」とPichai氏は述べ、「このアプローチに自信を持っている」とした。
GoogleのAIファーストの目標には、会話ができること、周囲に溶け込んでいること、コンテキストを理解すること、適応可能であることが含まれる。「われわれが目にしているAIの進歩のペースは目覚ましい」とPichai氏は語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」