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グーグルのAIや「Siri」、知能は6歳以下との調査結果

Zoey Chong (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2017年10月04日 11時45分
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提供:VCG via Getty Images

 Googleの「AlphaGo」は確かに2017年、囲碁の世界王者である柯潔棋士に勝利したが、AlphaGoを支える人工知能(AI)は実際のところ、6歳の子供より賢いわけではないという。

 9月末にarXiv.org(査読なしのオープンアクセスジャーナル)に掲載された論文によると、中国人研究者らが自ら開発したAI測定基準に照らして50のシステムをテストしたところ、GoogleのAI技術が最高スコアを挙げたという。CNBCが米国時間10月2日に報じた。GoogleのAIは知能指数(IQ)のスコアが47.28で、Appleの仮想アシスタント「Siri」(IQスコア23.94)のほぼ2倍賢かった。

 AIシステムは急速に発展しており、アシスタントとしての役割を果たしたり、試験を受けたり、さらには戦略ゲームで人間を打ち負かしたりすることも可能になっている。しかし、今回の新たな調査結果は、AIの急速な進歩を不安がる人々の懸念を沈静化するかもしれない。

 知的なシステムがどれほど賢いか(あるいは、どれほど賢くなったか)を評価するには、「知識を獲得し、習得し、創造し、フィードバックする」能力をテストする必要がある、と研究者らは述べている。2014年に、50のAIシステムのIQが評価された。これらのシステムには、GoogleのAI、AppleのSiri、中国の検索エンジン「Baidu」(バイドゥ)が含まれる。併せて、18歳、12歳、6歳の人間3人も評価された。研究者らがこれらのAIシステムを2016年に再度テストしたところ、Googleが最も賢く、改善のペースが最も速かった(IQのスコアは26.5から47.28に上昇した)が、IQスコア55.5を獲得した6歳の子供さえも打ち負かすには至らなかったという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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