どんな楽器でも操れると注目されるが、特にピアノが弾けると羨ましがられる。多彩な表現が可能で、クラシック、ジャズ、ロックなどさまざまな音楽が奏でられる万能選手だからだ。「もしもピアノが弾けたなら」と歌いたくなる気持ちも分かる。
そこで今回は、譜面や鍵盤に不慣れな人でもピアノを独習できるスマートデバイス「Piano Hi-Lite」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Piano Hi-Liteは、88個ある鍵盤のどれを押すべきかLEDの光で指示してくれるデバイス。鍵盤の光る電子キーボードという楽器をよく見かけるが、そのピアノ版だ。光る電子キーボードは鍵盤の数が少ないものばかりだが、Piano Hi-Liteは88鍵すべてをカバーするので物足りなくなることはないだろう。
ただし、特殊なピアノを買う必要はない。Piano Hi-Liteを一般的なピアノの鍵盤の奥に置き、タブレットと連携させるだけで使える。鍵盤を押したかどうかを検知するセンサも備えており、自分のペースで練習を進められる。
タブレットとはBluetoothまたはUSBケーブルで接続する。専用アプリに用意されているレッスン曲を選べば、すぐに練習が始められる。レッスン曲は五線譜で示されるが、譜面を読むのが苦手な人向けに鍵盤のグラフィックスを使う表示モードも用意されている。
また、子どもでも楽しくレッスンが続けられるように、ゲーム形式で押さえる鍵盤を学ぶコンテンツも選べる。
Indiegogoでの目標金額は2万ドル。記事執筆時点(日本時間9月21日17時)でキャンペーン期間は1カ月残っているが、すでに目標の1.5倍を上回る約3万3000ドルの資金を集めている。
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