まとまった休みを取りやすい夏は、旅行のシーズン。移動が多いスケジュールだと荷物を小さく軽くしたいため、持って行くガジェットは厳選したい。そこで今回は、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で見つけた旅行に役立ちそうなグッズを紹介しよう。
1つ目は、さまざまな国のコンセントに挿せるAC変換プラグ兼USBアダプタ「Passport」。
Passportは、150カ国以上の国で使われているACコンセントに対応する変換アダプタ。側面のレバーを動かして適切な電極を出すことで、コンセントの形式を簡単に変えられる。さらに、レバーと別の側面にはUSBポートが4つ設けられていて、スマートフォンやデジタルカメラなどのデバイスも同時に直接充電できる。
USBポートの出力は、各ポートが最大2.4A、12Wで、4ポート合計だと5A、25W。ACポートは電圧と周波数の変換機能は備えておらず、入力と同じ100Vから250V、50Hzまたは60HzのAC電力を出す。最大出力は6Aで、100Vだと600W、250Vだと1500Wとなる。
過大電流が流れても接続した機器を壊すことがないよう、ヒューズを内蔵。このヒューズは溶断せず、1分程度で自動復旧するタイプなので、旅行中に電気を使えなくなって困る心配がない。
Indiegogoでのキャンペーンはすでに終了。目標金額を上回り、724%に相当する28万1835ドルの集金に成功した。
上で紹介したPassportは優秀なのだが、サイズが57×72×64mmでかさばるし、重さも159gある。そこで、機能は少なくても、とにかくコンパクトな「Micro」を紹介しよう。
Microは、サイズが6×3.1×1.8cm、重さが40gという小さなACコンセント変換アダプタ。コンパクトながら、Passport同様150カ国以上のコンセントに対応する。
電圧変換には非対応で、USBポートなども備えていない。ただし、サージ保護回路を内蔵しているので、電力品質に不安のある地域でも安心して使える。
対応入力電圧は100Vから250V。最大出力は、100Vだと630W、250Vだと1575W。
Indiegogoでのキャンペーンはすでに終了。目標金額を上回り、100%に相当する21万4931ポンドの集金に成功した。
スマートフォンの充電が無事にできたら、景色の素晴らしい場所や有名な観光地で“インスタ映え”する自撮りをしよう。そんなときには、この自撮り棒「MP Mypole」が活躍する。
MP Mypoleは、ボタンを押すだけで伸ばしたり縮めたりできる電動セルフィースティック。ベストな自撮りになるよう棒の長さを決める際、いちいち手で伸び縮みさせて構図を何度も確認し直すことなく、持ったまま手元のボタンで調整可能。長さは、255mmから760mmの範囲で変えられる。
スマートフォンとはBluetoothで連携し、MP Mypoleの持ち手にあるボタンでシャッターが切れる。無線接続なので、邪魔なケーブルを接続する必要がない。
取り付け可能なスマートフォンのサイズは、3.5インチから6インチ。
Indiegogoでの目標金額は1万ドル。記事執筆時点(日本時間8月14日16時)で3457ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと23日ある。
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