「Google Home」は2016年11月のリリース以来、スマートスピーカ市場における優位性を目指して「Amazon Echo」の後を追い続けている。2年早くリリースされたEchoに対して見事な追い上げを見せてはいるが、Amazonが数種類のスマートデバイスを提供するのに対し、Google Homeにはまだシリーズ製品がない。
Droid Lifeの記事によると、Googleがまさにそれを発表しようとしている可能性があるという。上に示した画像が「Google Home Mini」だとされており、Droid Lifeによると、「Echo Dot」に近い49ドルになる見込みだという。Googleは、米国時間10月4日に開催する同社の次のイベントでGoogle Home Miniを発表する可能性がある。
筆者はGoogleにコメントを求めたが直ちに回答は得られなかった。そのため、名称、価格、画像はすべてDroid Lifeの記事に基づく情報だ。
Google Homeは、音声コマンドに対応する129ドルのスマートスピーカ。機器に触れることなく、音楽を再生したり、スマートホームを制御したり、ウェブを検索したり、カレンダーに項目を追加したりすることができる。Google Homeには「Googleアシスタント」が内蔵されている。Googleアシスタントは常時オンで、「Hey Google」や「OK Google」というウェイクワードで起動する。
Google Home MiniにもGoogle Assistantが内蔵される見込みで、理論的にはそれと同じ機能がすべて搭載されるはずだ。画像の各色にはそれぞれ、チャコール、コーラル、チョークという名称が付けられている。
50ドルのEcho DotにもAmazonのアシスタントである「Alexa」が搭載されていて、180ドルの「Amazon Echo」のすべての機能が実行できるので、Googleの動きは理にかなっている。Echo Dotは、ホームステレオシステムに接続してさらなる機能を提供しているため、Dotに対抗するGoogleの新製品にも、いくつかの追加機能が予定されていることを期待する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス