Appleは、新製品となるスマートスピーカ「HomePod」について、家庭での音楽の楽しみ方を変えると述べていた。そしてやはりこれがHomePodの最大の強みだとAppleは捉えているようだ。
最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏はBloombergとのインタビューで、HomePodの価格やスマートホーム分野における価値提案について、より低価格で提供されている「Google Home」や「Amazon Echo」と比較して話した。
Cook氏はあらためて、スマートホームのAIよりも、音楽が第一であることを強調した。「われわれは実際これまでに、ユーザーがどこにでも携帯する『iPhone』で家庭の分野に参入している」とCook氏はインタビューで述べた。「明らかにそれほど重視されてこなかったものは、家庭での音楽だ」(Cook氏)
Cook氏はさらに、EchoやHomeよりも高く設定された349ドルというHomePodの価格は理にかなっているとして、「iPod」の時にもその構図が成立したことに触れた。「iPodが発売された時に、『誰がMP3プレーヤーに399ドルも払うのだ』と多くの人々が言ったことを思い出してほしい」(Cook氏)
またCook氏はこのインタビューの中で、ARに高い関心を寄せていることを再度強調し、「これについては非常にワクワクしている。大声を上げて叫びたいぐらいだ」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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