「Android O」の「O」が何の頭文字であるかについてはヒントや憶測が飛び交っていたが、正式名称は「Android 8.0 Oreo」であることが明らかになった。
Googleは、米国で皆既日食が完了した直後に、ニューヨーク市からのライブ配信を通じてAndroid 8.0の正式名称を発表した。
Android 8.0 Oreoは、米国時間8月21日にAOSP版が公開された。デバイスへの提供については、通信事業者による試験完了後の近い将来、Googleの「Pixel」「Pixel XL」「Pixel C」「Nexus 6P」「Nexus 5X」「Nexus Player」を対象に開始される予定だ。Googleは「まもなく」と述べるにとどまり、リリースの具体的なスケジュールは明らかにしなかった。
Googleは、デバイスパートナーと連携していることも発表した。Essential、General Mobile、HMD Global(Nokiaブランド製品を提供)、Huawei(ファーウェイ)、HTC、京セラ、LG、Motorola、サムスン、シャープ、ソニーの各社が、2017年末までに新端末を発売または既存端末をアップグレードするという。
今回のアップデートによって、Androidに多数の改良が加えられる。各種アプリからのアラートの度合いをユーザーが設定できる通知チャンネル機能や、Android 8.0 Oreoを搭載する端末でマルチタスクを実行中にビデオチャットが可能なピクチャインピクチャモードが新たに追加される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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