--それほど強力なVRコミュニティーを立ち上げるには、インストールベース(販売台数)がどの程度必要なのでしょうか。現時点でもOculusにマルチプレーヤーゲームはありますが、ログインしてもゲームをできるのかどうか、よくわかりません。
Echo Arenaのベータや「The Unspoken」の6月のアップデートがあって、ここ何週間かの週末にはいくぶん改善されましたが。
Rubin氏:とてもいい質問です。タイトルによって違ってきます。2人プレーの方が、10人プレー(Echo Arenaで対戦できる最大人数)より、かなり楽だからです。しかし、それもじきにクリアできるでしょう。
本当にタイトル次第なのですが、Xboxや「PlayStation4」、PC用には、熱心なプレーヤーが少人数グループで何度も何度もプレーし、プレーヤー同士が対戦するタイトルもあって、それはそれで構いません。オンラインに7万人ものプレーヤーが集まる必要はないのです。もちろん、そうなるのは歓迎ですが。
--ゲームについては分かりました。しかし、お二人の会社が扱っているのはプラットフォームです。ゲームだけではありません。VRのキラーアプリが軌道に乗るには、インストールベースがどの程度必要とお考えですか。また、その目標地点に第1世代のVRヘッドセットで到達できるのでしょうか。それとも、第2世代を待たねばならないのでしょうか。
Rubin氏:難しい質問ですね。どの段階で不十分が十分に変わると言えるのか、決まった点はありませんから。
到達点をあまり具体的に定めなければ、第1世代で到達できるだろうと考えます。
Mitchell氏:私もそう思います。
Rubin氏:第1世代で行けるはずです。非常に多くのユーザーがタイトルを同時にプレーするようになるのは第2世代かもしれませんが、Echo Arenaのようなタイトルなら第1世代で十分でしょう。
Mitchell氏:そうですね、私は大勢の友人と一緒にプレーするので、対戦には困りません。いつでも2、3人はプレーしていますからね。Riftでプレーしようと思い立ったときには、どんなゲームでもたいてい相手がいます。確かに、新しいタイトルの方が対戦相手を見つけやすいでしょうけど。
第1世代が続く中で、Echo Arenaが正式にリリースされれば、長期的な大ヒットになるでしょう。The Unspokenは相変わらず非常に人気で、対戦相手はとても簡単に見つかります。「From Other Suns」や「Brass Tactics」など、他のマルチプレーヤーゲームもあるので、エコシステムの成長は続いていくはずです。
Rubin氏:Riftユーザーに限定する必要もありません。「Star Trek Bridge Crew」に入れば、「PlayStation VR」や「HTC Vive」のユーザーとも対戦できます。実際、Echo Arenaのベータで親指を上に向けている人がいたら、それはViveユーザーです。親指を下に向けることはできませんから。
だから、いつもこうやって(両手でサムズアップを示す)生きていくんです。Echo Arenaが大好きということですね。
一同:(笑)
でも、それがプレーヤー数の増加につながりますし、彼らは素晴らしいプレーヤーたちですよ。Echo Arenaの世界に大興奮して、心から楽しんでいます。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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