Facebook傘下のOculusが、スマートフォンやPCがなくても動作可能な200ドルのワイヤレス仮想現実(VR)ヘッドセットを2018年にリリースする計画だという。Bloombergの記事が報じた。
Bloombergによると、このデバイスはサムスンの「Gear VR」よりも高性能だが、ユーザーの空間的な位置を検出するための位置追跡機能が含まれない可能性があるという。
Oculusの広報担当者は電子メールで、「現時点で発表する製品はないが、スタンドアロンのVR分野で複数の重要な技術投資を行っているというのは確かだ」と述べた。「『Oculus Rift』のようなハイエンドVR製品と、Gear VRのようなスマートフォンを利用する製品に追加する形で取り組んでいる」(Oculus広報担当者)
スタンドアロンのヘッドセットは使いやすさがセールスポイントになりうると、SuperData Researchで研究および戦略担当バイスプレジデントを務めるStephanie Llamas氏は声明で述べた。さらに同氏は、「200ドルで接続不要な自己完結型のデバイスとなれば、ロスリーダーか、あるいはVR体験が非常に簡素化された製品のいずれかだと想定される」と話した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」