「Google Analytics」で、ユーザーが自然言語クエリを使って、自分のデータに関するさまざまなことをシステムに質問できるようになる。
Googleによると、この機能は「Search」や「Android」といったGoogle製品で現在使われているものと同じ自然言語処理技術を使用するという。
この機能が公開されたら、ユーザーはクエリを入力または発声して、基本的な数字やパーセンテージから、チャートやグラフといった詳細な視覚情報まで、さまざまな分析データを即座に受け取れるようになる。
Googleによると、企業のさまざまな人々がデータ分析をより簡単に利用できるようにすることで、アナリストにより複雑な研究や発見に集中できる環境をもたらす狙いがあるという。
質問可能な機能は、「Analytics Intelligence」プラットフォームの一部だ。同プラットフォームは、Googleの機械学習機能群で構成されており、企業が自社のデータをより深く理解できるように支援する。Googleのブログ記事によると、Analytics Intelligenceは「smart lists」「smart goals」「session quality」「automated insights」などの機能を備え、新しいメトリクスを提示するようになるという。
この自然言語機能は、時間の経過とともに、ユーザーがどのような質問や洞察に最も関心を持っているのかを学習し、より賢くなっていくという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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