韓国人アーティストPSY(サイ)のスタイリッシュなビデオクリップ「Gangnam Style(江南スタイル)」は、そのサイケデリックな歌とダンスが社会現象となり、世界中に旋風を巻き起こし、視聴するとまるで楽園にいるような気分にさせてくれた。だがこのほど、「YouTube」でこれまでに最も視聴された動画の座を明け渡した。
5年にわたって首位を維持していたが、敗れた相手というのがまた意外な動画だ。映画「ワイルド・スピード SKY MISSION(原題:Furious 7)」のサウンドトラックで、Wiz KhalifaとCharlie Puthが共演したバラード「See You Again」だ。
本稿執筆時点で、YouTubeでの再生回数は28億9713万8827回となっている。
これに対し、「Gangnam Style」の再生回数は同時点で28億9499万3739回だ。
しかし、「See You Again」の成功はいつまで続くだろうか? このクリップが首位になるまでには2年かかった。急速に追い上げている他の動画もいくつかある。
たとえば、Luis Fonsiによるヒップ調の「Despacito」は、再生回数が24億8952万6081回に達しているが、1月に公開されたばかりだ。
Justin Bieberの「Sorry」やMark RonsonとBruno Marsの「Uptown Funk」などもトップ5に入っているが、そのすぐ後には、意外にもロシアの子供向け番組「Masha and The Bear」が続いている。
ただし、「Gangnam Style」こそ真の社会現象だったと思えてならない。どこからともなく現れ、あっという間に至る所に広まった。
PSYは世界的スターになった。5月には、愉快でクレイジーな新作クリップを2本公開し、これも世界中で視聴された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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