Googleが米国時間6月18日に明らかにしたところによると、傘下のYouTubeは、過激派やテロリストに関する動画の撲滅に向けた新たな措置を取るという。
Googleでゼネラルカウンセルを務めるKent Walker氏は、公式ブログで次のように述べた。「当社と協力先の諸団体は長年、われわれのポリシーに違反するコンテンツの特定と削除に取り組んできた。だが残念ながら、われわれは業界として、取り組みをさらに強化する必要があることを認めなければならない。それも今すぐにだ」
GoogleとYouTubeは、次の措置を取る予定だ。
インターネットは、テロリストや過激派が採用やコミュニケーション、情報共有をするための重要なツールとなっている。Google、Facebook、Twitterらインターネット大手企業は長年、過激なコンテンツをサイト上で抑止しようと取り組んできたが、不十分だとする批判の声が多く挙がっていた。
「こうした変更は、それぞれ効果を生むだろう。そしてわれわれは引き続き、適切に調整できるまでこの問題に取り組む。過激派やテロリストは、われわれの安全だけでなく価値観も攻撃し、損なおうとしている。これらこそが、社会を開かれた自由なものにしているのだ。彼らを放っておくわけにはいかない」とWalker氏は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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