Logitechはキーボードやマウス、ヘッドホン、ウェブカメラの分野で最も知名度の高いブランドの1つで、ゲーマー以外の人にもよく知られている。
今回、LogitechはヘッドセットメーカーのASTRO Gamingを8500万ドルで買収すると発表し、ゲーム周辺機器市場のより深いニッチに食い込んだ。買収金額は全て現金で支払われる。
厳密に言えば、ASTRO GamingをLogitechのライバルと呼ぶことも可能だ。両社ともヘッドセットを製造しているからだ。しかし、ASTROは小売価格が250ドル超の高価で高品質な「ASTRO A40」や「ASTRO A50」ヘッドセットでよく知られているのに対し、Logitechの最上位ヘッドセットの発売当初の価格はわずか200ドルで、現在では、130ドルに近い価格で購入することができる。
プレスリリースを見ると、LogitechのASTRO買収の狙いは非常に明確だ。つまり、Logitechは自社の製品ラインアップをゲーム機市場にも拡大したいと考えている(厳密に言うと、同社の現行製品の中にもゲーム機で使用できるものはあるが、Logitechはこれまで主にPCやタブレット、スマートフォンをターゲットにしてきた)。
プレスリリースには、「ASTROの買収により、当社は近接するゲーム市場、ゲーム機市場に投資する。ゲーム関連事業の長期的成長を加速させることが狙いだ」と書かれている。
Logitechによると、ASTROの買収手続きは8月上旬に完了する見通しだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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