Volocopterとアラブ首長国連邦(UAE)ドバイの道路交通庁(RTA)は、自律飛行マルチコプターで実施する“空中タクシー”「Autonomous Air Taxi(AAT)」サービスについて、2017年第4四半期より試験運行することで合意した。試験運行は、UAE内で約5年間実施する計画。
試験飛行に使う「Volocopter 2X」は、クアッドコプター型ドローンと同じ飛行原理で飛ぶマルチコプター。人間が操縦する必要はなく、オートパイロットで乗客2名を指定された場所へ運べる。
18個のローター、9系統の独立したバッテリシステムなどで冗長性を確保。時速50kmの巡航速度だと、最大で約30分の飛行が可能。最大飛行速度は時速100km。バッテリは40分でフル充電できる。サイズは、高さが約2m、ローターを含むリムの直径が約7m。
以前ドバイ当局は、中国製ドローン「EHang 184」でAATサービスを開始するとしていた。
なお、ドバイでは、早ければ2030年に旅客全体の25%を何らかの自動運転で対応するスマートモビリティ戦略「Dubai Smart Autonomous Mobility Strategy」を掲げている。
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