あなたの人生には、何かが欠けている。その何かとは、両手を広げて待つあなたにホットドッグを届ける、ホットドッグ型ドローンだ。宣伝とホットドッグ型の乗り物を組み合わせたこのOscar Mayerの奇妙な新製品は、「WienerDrone(ウインナードローン)」と呼ばれる。米国のウインナーメーカーとして知られる同社はWienerDroneについて、「遠隔地への配達のために設計された初のホットドッグ輸送用無人航空機」と説明している。
WienerDroneの外観は、過去に物議を醸したホットドッグ型自動車「Wienermobile」の縮小版のように見える。今回のクワッドロータードローンは、機体の長さが24インチ(61cm)で、秒速13フィート(4m)で上昇することができる。航続距離は1マイル(1.6km)で、15分間の飛行が可能だ。物理的に強力な機体を備えるが、WienerDroneは一度に1つのホットドッグしか運べないように設計されている。
この奇妙なドローンは、ホットドッグを段ボール箱に格納して、胴体の腹部分の網でそれを保護する。網はいつでも解くことが可能で、それを行うと、地上で待つ人に向かってホットドッグが大胆に投下される。WienerDroneは米国時間7月4日、アーカンソー州Weiner(ウェイナー)という最高にふさわしい場所で開催するスペシャルイベントで一般に披露される予定だ。
Oscar Mayerは2015年にオールテラインの配達用車両「WienerRover」も発表しており、WienerDroneは遠隔操作によるホットドッグ配達の新たな一歩である。さらに、ドミノ・ピザのドローンによるピザ宅配や、Alphabetのドローンを使ったChipotleのブリトー配達テストなど、他社のドローンフードデリバリーへの取り組みとも合致する。空からホットドッグが降ってくる日も近い。ハレルヤ!
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」