ここ数年、シリコンバレーの企業における従業員の多様性に対する注目が高まっている。Googleは米国時間6月29日、多様性に関する最新の数字を発表し、同社の目標達成に向けて一定の進歩がみられたとしたが、さらに多くの対策を講じる必要があることも認めた。
Googleが発表した2017年のデータを見ると、同社従業員に女性が占める割合は31%で、3年前の17%から増加している。ヒスパニック系従業員の割合は4%で、非技術系職員の5%は黒人である。
Googleは指導層の多様化も進めており、現在では、幹部職の25%が女性である。そうした多様化政策の一環として、Googleは元IntelのDanielle Brown氏を多様化担当バイスプレジデントとして雇った。Intelは2015年、役員報酬を職場の多様性向上の進捗状況に連動させるなど、多様化に取り組んでいる。
Thrilled to join @Google as VP of Diversity! Very inspired by the team here and looking forward to driving this important work forward.
— Danielle Brown (@dmbrown1) 2017年6月29日
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス