音声コマンドに対応し、さまざまな処理を実行してくれるスマートスピーカ。AI音声アシスタントなどとも呼ばれ、先行する「Amazon Echo」「Google Home」を追いかけるようにAppleが「HomePod」を発表し、日本でもLINEが「WAVE」で参入するなど、現在もっとも注目されている分野だ。
スマートフォンにも同様の音声アシスタント「Siri」「Google Assistant」が搭載されており、デバイスを音声で操作することが当たり前の時代になった。しかし、声を出すと周囲に迷惑をかけたり、恥ずかしかったりするし、操作の内容によっては聞かれたくないこともある。
そこで、音声操作の時代に最適なヘッドセット「Hushme」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Hushmeは、ヘアバンド型ヘッドホンのような形をしたBluetoothヘッドセット。スマートフォンとワイヤレス接続し、音声アシスタントの操作や通話などに使う。普段は首にかけておき、使う際に口の前をHushmeで覆うため、周囲に声を漏らさず音声操作などができる。
声を漏らさない機能は、パッシブモードとアクティブモードの2種類。パッシブモードは単純な仕組みで、口の周囲を吸音性のある素材でカバーして音を小さくする。3フィート(約90cm)離れた人には会話の内容が聴き取れないという。
一方のアクティブモードは、声をマスキングするための音をスピーカから流すことで、会話を聴き取りにくくする。マスキング音の大きさは、声の音量に応じて自動調整される。マスキング音の種類は、雨や風の音、鳥のさえずり、ダース・ベイダー、R2-D2などがあり、スマートフォンのアプリから選ぶ。
なお、周囲に声が漏れても構わない場合は、口の前を覆わず、首にかけたままヘッドセットとして使うことも可能。さらに、Bluetoothイヤホンとしてや、Bluetoothスピーカとしても使える。
Indiegogoでのキャンペーンはすでに終了。目標金額を上回り、103%に相当する7万3751ドルの集金に成功した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス