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「GoPro Hero」で360度写真を撮る「Pano5plus1 MarkII」--安価かつ高画質

 リコーの「THETA」やニコンの「KeyMission 360」といった専用カメラのおかげで、360度の全球写真やビデオが簡単に撮影できるようになった。しかし、そうしたカメラで撮った画像の鮮明さは、高画質がウリの本格的なカメラと比べると物足りない。画質や使い勝手に優れたアクションカメラ「GoPro」を多数組み合わせて全球撮影できるシステムなども存在するが、価格や手軽さの面で一般ユーザー向きでない。

 そこで、レリーズ1回で360度を撮ることは不可能なものの、GoProで安価に360度の高画質写真を撮影できるアクセサリ「Pano5+1 MarkII」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。


GoProで安価に360度撮影(出典:Indiegogo)

 Pano5+1 MarkIIは、GoPro製「Hero」シリーズのカメラを1台だけ使い、360×180度のパノラマ写真を撮るための台座。GoProの置き方を数回変えながら撮影することで、GoProの高画質をいかした写真が撮れる。


GoProの向きを変えながら撮影(出典:Indiegogo)

 撮影するには、三脚などに取り付けたPano5+1 MarkIIのベースマウントにメインスタンドを置き、垂直クレードルにGoProをセットする。メインスタンドはベースマウント上でパン(水平方向への回転)ができるようになっており、5カ所設けられているカチッと止まる位置で1枚ずつ写真を撮る。

 続いて、GoProが上を向くようクレードルに置き直し、天頂方向の写真を1枚撮る。さらに、天頂の反対側である天底もカバーしたければ、メインスタンドの代わりに天底ホルダーを装着してGoProを載せ、向きを変えて下方向の写真を2枚撮る。こうして撮影した複数の写真を合成アプリで組み合わせれば、見る方向を変えられるパノラマ写真になる。


複数の写真を合成してパノラマ画像に(出典:Indiegogo)

 ベースマウントは、一般的な三脚のほか、ペットボトルの口にも取り付け可能。ペットボトルの口径は、2種類に対応。さらに、三脚のネジサイズを変換するアダプタも付属し、8分の3インチと4分の1インチの両ネジ径に対応する。


三脚やペットボトルに取り付け可能(出典:Indiegogo)

 利用可能なGoProは、以下のモデル。

  • GoPro Hero 5 Black
  • GoPro Hero 4 Silver/Black
  • GoPro Hero 3+ Silver/Black
  • GoPro Hero 3 White/Silver/Black

 Indiegogoでの目標金額は5000ドル。記事執筆時点(日本時間6月13日12時)で約2800ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと1カ月ある。

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