フジテレビ、関東1都6県に異なる「エリアメッセージCM」を実施--地上波放送で初

 フジテレビジョンは6月15日、6月19日に放送する「しあわせが一番」で、関東1都6県で都県ごとに異なるメッセージを出す「エリアメッセージCM」を実施すると発表した。

「エリアメッセージCM」画面イメージ
「エリアメッセージCM」画面イメージ

 エリアメッセージCMは6月19日の午後10時54分から放送する、しあわせが一番の番組内で実施。「キリン 一番搾り」のCM放送中にL字画面を自動的に表示し、CM終了時に自動的に消去。このL字画面で、関東1都6県で都県ごとに異なるメッセージを表示する。

 これは、キリンビールが4~8月にかけて順次発売する「47都道府県の一番搾り」を展開する上で、関東1都6県の視聴者ごとに異なるメッセージを届けたいという希望を受け、実施するもの。

 データ放送機能を使って、それぞれのテレビに登録されている郵便番号を元に、エリアごとに異なるメッセージを表示するため、同じCM映像を放送しつつ、L字画面では地域別のメッセージを表示できるとのこと。

 フジテレビでは、地上波放送で行うのは今回が初めてとしており、通常のCMと異なり、エリア別にきめ細かなメッセージを伝えることで、テレビでは不得意とされてきたエリアマーケティングの課題に挑む。

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