すららネットは6月14日、凸版印刷と6月10日に資本業務提携に関する契約を締結したと発表した。凸版印刷は、すららネットの株式を5.67%取得する。
凸版印刷は、小学校向けの学習応援システム「やるKey」を開発。2015年度からの30以上の自治体での実証研究の成果をふまえ、小学校算数(3~6年)教材の正式販売を2017年4月より開始していた。一方のすららネットは、デジタル教材「すらら」を開発し、教材の研究・企画・開発・販売を行っている。
提携では凸版印刷の小学校向けデジタル教材開発のノウハウと、すららネットの対話型アニメーション教材開発のノウハウを融合し、対話型の理科教材を共同開発するという。また、コンテンツの相互利用、学習ビッグデータの解析、アジア地域をはじめとする海外での販売協力など、多岐に渡るテーマで連携するとしている。
両社によると、近年、子どもたちの“理科離れ”が進んでおり、子どもたちが理科を好きになり、楽しいと感じられるような、新たな理科教材の開発が求められているという。そこで今後は、子どもたちが「理科が楽しいと感じる瞬間」や「理科が解らなくなる瞬間」の分析や、新たな理科教材の開発を進めるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」