アップルは、新しいiPad Proシリーズの販売を6月13日より開始した。iPad Proは、10.5インチと12.9インチモデルがラインアップする。
価格は、10.5インチWi-Fiモデルの64Gバイトが6万9800円~、Wi-Fi + Cellularモデルの64Gバイトが8万4800円~。12.9インチWi-Fiモデルの64Gバイトが8万6800円~。Wi-Fi + Cellularモデルの64Gバイトが10万1800円~。
10.5インチのiPad Proは、従来の9.7インチモデルより約20%大きいスクリーンを搭載。大きくなったことで、オンスクリーンキーボードがフルサイズになった。解像度は、10.5インチモデルの解像度は2224×1668、12.9インチが2732×2048。
アップルが「生まれ変わった」というiPad ProのRetinaディスプレイは、より明るく反射がより少なくなり、反応の良さも大幅に向上している。
ディスプレイが最大120Hzのリフレッシュレートに対応したことで、映画やビデオもクオリティが向上するほか、Apple Pencilで描く際の反応もよくなっている。
リフレッシュレートとは、1秒間に画面を書き換える回数を示すものだ。これまで1秒間に60回だったものが120回になることで、よりなめらかに表示される。指でマップを動かしてみると、指に吸い付くようななめらかな10.5インチモデルに対し、初代iPad Proは、少し遅れを感じてしまう。今まで初代iPad Proでも特に気になるようなことはなかったが、比較すると明らかな違いを感じるのだ。ウェブサイトのスクロールや画像のスクロールなどでも同様だ。
なお、Apple Pencilは変わらず、従来のものをそのまま利用する。Apple Pencilは240Hzまで対応しているという。
実際に10.5インチモデルを使っていると明らかに快適になっているため、「戻りたくない」と感じる。ここでは、開封からセットアップ、初代iPad Pro 9.7インチモデルとの比較を写真でお届けする。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」