オバマ夫人がWWDCで講演--教育や就業の不平等をなくす重要性を力説

Abrar Al-Heeti (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年06月07日 11時21分

 カリフォルニア州サンノゼで開催されているAppleの年次開発者会議「Worldwide Developers Conference」(WWDC)で米国時間6月6日、Michelle Obama前大統領夫人が講演した。Obama氏は講演の中で、少女たちがキャリアを追求できるよう支援することの重要性などに触れ、次世代が平等な機会を得られる社会にすることの重要性を力説した。

Michelle Obama氏
Michelle Obama氏
提供:James Martin/CNET

 2015年に「Let Girls Learn」という教育イニシアチブを立ち上げたこともあるObama氏は、職場における平等とアクセスの確立という点で、社会はもっと進歩する必要があると語った。テクノロジ業界における多様性の欠如が継続的にメディアで取り上げられており、AppleやGoogleなどの企業は、より多くの女性やマイノリティを雇用したり、昇進させたりする取り組みに着手している。

 「それは教育から始まる。世界には教育を受けていない少女がまだ大勢いる。リソースの不足や学校にアクセスできないことだけでなく、少女たちを抑圧する文化的障壁もその原因となっている」(Obama氏)

 Obama氏の講演は報道陣に非公開で行われたが、WWDCに参加した複数の開発者が講演の動画をオンラインに投稿した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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