Appleは、Macを対象とする保証サービス「AppleCare+ for Mac」の提供を開始した。
Appleはこれまで、「iPhone」と「iPad」にはAppleCare+を提供していたが、Macには(プラスが付いていない)「AppleCare」を提供していた。どちらも標準の1年間保証を期間延長する保証プランだが、AppleCare+のみ落下や水ぬれといった原因による故障も対象となる。
Macには1年間のハードウェア保証が標準で付いているが、これは事故による損傷を対象としていない。そのため、Macを落として画面が割れた場合は、自費で修理する必要がある。プールで落としておかしくなった場合も同様だ。それがAppleCare+だと、「過失や事故による損傷(最大2回まで)」を含む3年間のハードウェア保証になる。AppleCare+でも事故による損傷の修理にはサービス料がかかるが、画面または外部筐体の損傷が税別1万1800円、そのほかの損傷が同3万3800円と、保証に入らなかった場合より支払う額が少ない。
しかし、AppleCare+は万能薬ではない。Mac向けAppleCare+のページには細かい文字で、「過失や事故によりMacが多大な損傷を受けた場合、または不正な改造によって使用できなくなった場合は、交換品を購入していただく必要があります」と書かれている。とはいえ、過失や事故による損傷も保証対象にすることで、AppleはMacの保証プランをより魅力的なものにした。
AppleCare+はほかに、3年間の電話サポートも提供する。標準保証の電話サポートは90日のみだ。
AppleCare+は、新しいMacと同時に購入するか、Macの購入から30日以内であれば購入することができる。価格はMacのモデルによって異なり、「MacBook」はデスクトップのMacよりも高いが、理由は明らかだ。机の上や下に鎮座するMacよりも、持ち歩くMacBookの方がトラブルに遭遇する可能性が高い。
AppleCare+ for Macの価格(税別)は以下の通り。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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