「Windows 10」搭載ノートPCにQualcommのチップを採用する動きが、コンピューターメーカーらの強力な支持を得た。台北で開催されているComputexで現地時間5月31日、Lenovo、HP、ASUSの3社が、Qualcommのモバイルプロセッサ「Snapdragon 835」を搭載する「Windows」端末を製造する計画を正式に表明した。
Windows 10搭載マシンに「Snapdragon」チップを搭載するというアイデアは新しいものではない。Qualcommは2016年に、Snapdragon 835がWindows 10ソフトウェアに対応可能であることを認めていた。Microsoftも、2012年の「Windows RT」が不発に終わって以来、ARMプロセッサ上で同社OSを適切に動作させたいと強く願っていた。
今回ASUS、Lenovo、HPといった主力メーカーがWindows 10端末を製造すると宣言したことで、Microsoftはモバイル部門の苦悩を過去に置き去ることができるかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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