ドコモ、2017年夏モデルは8機種--XperiaとGalaxyシリーズが充実

 NTTドコモは5月24日、2017年夏モデルとなる新製品を5月25日から順次発売すると発表した。スマートフォン7機種、タブレット1機種の全8機種となる。夏モデルでは、世界で初めて4K HDR動画の再生に対応したほか、受信時最大速度が2016年冬モデルの682Mbpsから788Mbpsに高速化した。

NTTドコモの2017年夏モデル
NTTドコモの2017年夏モデル

 また、スマートフォンを振って耳にあてるだけで指定した相手に発信したり、平らな場所にスマートフォンを裏向きで置くだけで通話を切断したりできるサービス「スグ電」に、音声による自動終話機能を搭載。会話中に「じゃあね」「バイバイ」と言ってスマートフォンを耳から離すだけで、通話を自動で終了する機能が搭載された。

夏モデルは8機種をラインアップ

 夏モデルの新たなスマートフォンは、ソニーモバイルコミュニケーションズ製「Xperia XZs SO-03J」「Xperia XZ Premium SO-04J」、サムスン電子製「Galaxy S8 SC-02J」「Galaxy S8+ SC-03J」「Galaxy Feel SC-04J」、シャープ製「AQUOS R SH-03J」、富士通コネクテッドテクノロジーズ製「arrows Be F-05J」の7機種。また、シャープ製「Disney Mobile on docomo DM-01J」に新色が追加された。

 Xperia XZsは、カメラにソニーの新技術「Motion Eyeカメラ」を搭載。動画の一部をスローモーションにできる「スーパースローモーション撮影」が可能なほか、動きのある被写体を撮影すると、シャッターを押す前から被写体の動きを検知して自動的に撮影が始まり、シャッターを切る前の4枚のベストショットが自動抽出される「先読み撮影」などが可能。5月26日に発売予定。

「Xperia XZs SO-03J」
「Xperia XZs SO-03J」

 Xperia XZ Premiumは、64GバイトのROM、4GバイトのRAMを搭載し、4K HDRや受信時最大788Mbpsに対応した、夏モデルの中でも最高スペックのスマートフォン。Xperia XZsと同様にMotion Eyeカメラを搭載しており、スーパースローモーション撮影や先読み撮影ができる。6月中旬に発売予定。

「Xperia XZ Premium SO-04J」
「Xperia XZ Premium SO-04J」

 Galaxy S8は、曲面デザインによって5.8インチの大画面ながら持ちやすさを実現したスマートフォン。1220万画素のアウトカメラでは、高速オートフォーカスによって暗闇でも綺麗な写真を撮影可能。また、有機ELディスプレイによってより高精細なHDR動画を楽しめる。6月上旬に発売予定。

「Galaxy S8 SC-02J」
「Galaxy S8 SC-02J」

 Galaxy S8+は、ドコモのスマートフォン史上最大サイズの6.2インチの大画面を採用。Android 7.0のマルチウィンドウを活かして、動画を見ながら、ウェブブラウジングをするといったことも可能だ。電池容量も3500mAhとドコモ史上最大級となる。6月上旬に発売予定。

「Galaxy S8+ SC-03J」
「Galaxy S8+ SC-03J」

 Galaxy Feelは、片手操作がしやすい4.7インチのコンパクトなスマートフォン。4インチ台のドコモスマートフォンでは最大の電池容量となる3000mAhを搭載した。カメラには、手のひらを向けるだけでシャッターが切れる機能を搭載したほか、肌が綺麗になり輪郭もシュッとなる「美顔モード」をデフォルト起動できる。6月中旬以降に発売予定。

「Galaxy Feel SC-04J」
「Galaxy Feel SC-04J」

 AQUOS Rは、ディスプレイに高精細ワイドクアッドHD「ハイスピードIGZO」を搭載したスマートフォン。従来よりも描画性能が上がったほか、画面に触れた際の反応速度も上がったことで、動画やウェブブラウジングが快適になった。AQUOSテレビで培った美しいディスプレイにより、HDR以外の動画もHDR画質のように綺麗な映像を楽しめる。7月に発売予定。

「AQUOS R SH-03J」
「AQUOS R SH-03J」

 arrows Beは、おサイフケータイやワンセグ、防水・防じんなどの基本機能を揃えたスマートフォン。ワンセグはアンテナ内蔵型で、外出時や災害時などでも情報を受信しやすい。MIL規格のほか、1.5メートルの高さから26方向でコンクリートに落下させる独自試験をクリアしており、落下時も画面が割れにくいという。6月1日に発売予定。

「arrows Be F-05J」
「arrows Be F-05J」

 Disney Mobile on docomo DM-01Jには、すでに発売済みの同モデルに新色のホワイトモデルが追加された。端末の動きに応じて360度視点で見られるライブ壁紙「ディズニースプラッシュオブマジック ドナルド」が新たに追加されたほか、ケースにドナルドをイメージした3色ブルー系のスワロフスキー・クリスタルを82個装飾した。7月に発売予定。

「Disney Mobile on docomo DM-01J」
「Disney Mobile on docomo DM-01J」

 タブレットは、Huawei Technologies製「dtab Compact d-01J」。持ち運びやすい8.4インチを採用。「Microsoft Office」がプリインストールされており、外出先で資料や編集などができる。また、dtabとして初めて指紋認証を搭載しており、ワンタッチで起動できる。SIMカードを抜くことなく、遠隔で契約者情報を書き込む「eSIM」にも対応した。5月25日に発売予定。

「dtab Compact d-01J」
「dtab Compact d-01J」

 同日には新機種に加えて、シニア層が月額500円でスポーツや温泉などの特典を受けられる「dエンジョイパス」、アルバイトや正社員、クラウドソーシングなどの仕事探しプラットフォーム「dジョブ」、音声に加えて文字でも留守電が確認できる「みえる留守電機能」、家族の見守りデバイス「petoco」などが発表された。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]