Googleは、「Windows」ユーザーの一部に利用されている「Google Chrome」のバージョンを自動的にアップグレードする計画を発表した。安定性、パフォーマンス、セキュリティを向上させることが目的だとしている。
Googleは米国時間5月2日のブログ投稿で、64ビット版Windowsを実行しメモリを4Gバイト以上搭載するマシンに32ビット版のChromeがインストールされている場合、64ビット版Chromeに自動的にアップグレードされると説明した。
バージョンの自動変更は、ユーザーが自動アップデート機能を有効にしている場合にのみ行われる。
ユーザーが32ビット版に戻すことを希望する場合、Chromeのダウンロードページから引き続き入手できる、とGoogleは述べている。
今回の自動更新は、GoogleがWindows、「macOS」「Linux」向けにリリースした、デスクトップ向けChrome安定版のアップデートの一環で実行される。最新版58.0.3029.96へのアップデートは順次実施され、数日から数週間で完了する見込みだ。
今回の安定版のアップデートには、外部の研究者がGoogleに協力したバグ修正も反映されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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