もしあなたが世界で最も大きな影響力と権力を持つ人間の1人で、今から宣言文を執筆するとしたら、誰に助けを求めるだろうか。
米国大統領も候補の1人だ。どうやら、Facebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は、Facebookがどのようにして世界の救済に貢献できるかを説明する5700ワード以上の宣言文を執筆した際、まさに米国大統領に助けを求めたようだ。
Zuckerberg氏は2月に発表した宣言文に、「今、前進するためには、人類が都市や国家としてだけでなく、地球規模のコミュニティーとしても1つにまとまることが必要だ」と書いた。
New York Times Magazineに掲載された長文記事によると、Zuckerberg氏は何週間もかけて原稿の執筆に取り組み、草稿について、New York Timesの複数のジャーナリストやBarack Obama元大統領を含むさまざまな人々と話し合ったという。
非常に興味深いのは、Zuckerberg氏と政治についての話題が異常に盛り上がっているタイミングで宣言文が書かれ、Obama元大統領らとの会話があったことだ。一部には、Zuckerberg氏が将来的に大統領選挙に出馬する準備を進めている可能性があり、早ければ2020年にもDonald Trump大統領の対抗馬として出馬するのではないか、と考える人もいた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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