ビジネス向けSNSのLinkedInは米国時間4月24日、登録ユーザー数が5億人の大台を突破したと発表した。同社は2016年10月の時点でユーザー数を4億6700万人と発表しており、そこからさらに数字を伸ばしたことになる。
Facebookは月間ユーザー数が18億人以上、Twitterは3億2000万人にのぼる。LinkedInは月間ユーザー数を明らかにしていないが、2016年10月には1億600万人と発表していた。
そのほか、LinkedInは5億人の登録メンバーの居住地が200カ国に及ぶことを明らかにした。また、登録されている求人の数は1000万件以上、企業の数は900万社以上だという。ユーザーが投稿している記事の数は、週平均10万件にのぼる。「当社は、多くのつながりで結ばれたプロフェッショナルの世界的コミュニティーが持つ可能性に期待している」と、LinkedInで成長戦略および国際製品担当バイスプレジデントを務めるAatif Awan氏は述べている。
今回の大台突破を迎える1年近く前、LinkedInは巨大IT企業のMicrosoftに262億ドルで買収されることが明らかになった。それ以降、LinkedInはモバイル版とデスクトップ版をリニューアルしたほか、いくつかの機能をアップグレードしている。たとえばメッセージング機能や、ユーザーが求職活動中であることを採用担当者に通知できる「Open Candidates」、より高い報酬を求めるユーザーを支援する「LinkedIn Salary」などだ。
LinkedInによれば、最もつながり(コンタクト)の数が多い国はアラブ首長国連邦(UAE)で、同じく最もつながりが多い都市はロンドンだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス