外国語が理解できないというのが、海外旅行の最大の問題の1つかもしれない。「Googleマップ」などのサービスで地元のレストランや店舗を検索したときに、レビューがすべて外国語で記述されていると、特にがっかりする可能性がある。
Googleマップは、POI(興味深い場所)のレビューをユーザーの言語に翻訳する機能によって、この問題を緩和しようとしている。Googleマップ担当アソシエイト製品マネージャーのDK Kang氏は、同社ウェブサイトに米国時間4月24日に掲載されたブログ記事の中で、Googleマップですべてのレビューが、ユーザーの端末で設定されている言語に翻訳されるようになることを明らかにした。
「最も素晴らしいのは、ユーザーが何もしなくていいという点だ。ただGoogleマップやGoogle検索で対象の場所を検索すれば、レビューが自動的に翻訳される」(Kang氏)
今回のアップデートには、Googleマップを地図や道順を調べるだけ以上のものにするための取り組みをGoogleが加速化させていることがうかがえる。10億人を超えるユーザーが現在、地域のおすすめ情報やレストランの混雑具合を示すリアルタイム情報を調べたり、どこに駐車したかを覚えておいたりするためのツールとして、Googleマップを使用している。3月には、自分の正確な現在地を共有相手に一定の間知らせることのできる「現在地を共有」という新機能がGoogleマップに追加された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」