カリフォルニア州車両管理局(DMV)は、Appleが公道で自動運転車を試験する許可を取得したことを明らかにした。
DMVのサイトには、許可を取得した企業として、Appleのほかに、Googleをはじめとする大手IT企業やFordら自動車メーカー、Zooxなどの新興企業を含む約30社が記載されている。
Appleは2016年11月、自動運転車に関する規制を管理する米道路交通安全局(NHTSA)宛ての書簡で、この分野の取り組みを進めていることをほぼ認める形となった。書簡には、Appleは「機械学習とオートメーションの研究に多大な投資をしており、輸送を含む多数の分野における自動システムの可能性に心躍らせている」と記されていた。
Appleの自動車研究プロジェクトとされる「Project Titan」については、数年前から報じられていた。2016年秋には、同プロジェクトに携わっていた従業員数十人が解雇されたと報じられた。
Appleは、自動運転車を公道で試験する時期に関する質問には直接回答しなかった。同社は、NHTSAに宛てた書簡の内容を繰り返す形で「未来の輸送を含めて、これらの技術が適用できる可能性のある分野は多数存在する」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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