「Hover Camera Passport」は、2016年に発表された自撮り用ドローンの中でもひときわ大きな注目を集めた製品だったが、Appleのおかげでこのドローンの認知度がさらに高まるかもしれない。
この折りたたみ可能な小型カメラ付きドローンの開発元であるZero Zero Roboticsが、このドローンをApple.comおよび米国、カナダ、中国、香港、英国のApple Storeで販売することでAppleと合意した。米国での販売価格は約500ドルで、本体のほかに、バッテリ2基、充電器と電源アダプタ、収納用ケースが付属する。一部の店舗では、店内でデモ飛行が行われ、このドローンの顔認識機能やジェスチャーコントロール機能が披露される予定だ。
またZero Zero Roboticsは、このドローン向けのソフトウェアをアップデートしたことを発表した。これによりPassportは「iMovie」などのAppleの動画ソフトウェアに対応し、撮影した写真や動画を簡単に取り出して編集したりシェアしたりできるという。また、ドローンとカメラの制御に利用するコンパニオンアプリにも、初めてドローンを操作する人でも使いやすい、新しいユーザーインターフェースが搭載された。さらに、機械学習を利用して、撮影した写真や動画から、素早くシェアできるクリップを作成できる自動編集機能も搭載されたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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