現代人の生活に欠かせないPCやスマートフォンを操作していると、つい顔を突き出したりうつむいたりして、姿勢が悪くなってしまう。そんな悪い姿勢を矯正するデバイスとして以前「ALEX」を取り上げたが、これはいわゆる“スマホ首”にしか効果がない。背中まで含めた姿勢を正す「PROMETHEUS」は、PC操作中しか使えない。
そこで今回は、両者をうまくミックスした姿勢矯正ウェアラブルデバイス「UPRIGHT GO」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
UPRIGHT GOは、背中に両面テープで貼り付けて使う姿勢矯正用のスマートデバイス。スマートフォンとBluetoothで連携し、姿勢が悪くなるとバイブレーションで教えてくれる。これで正しい姿勢を取るよう心がければ、首の痛みや肩の凝り、背中の張りなどを防ぎ、ストレートネックなどのトラブルを回避できそうだ。
バイブレーションが煩わしかったり、正しい姿勢に慣れて注意されることが少なくなったりした場合は、バイブレーションをオフにしておける。この状態でもアプリは姿勢を記録しており、あとから姿勢の変化をデータで確認することが可能。
防水性を備えているので、汗をかいても壊れる心配がない。サイズは55.25×33.16×11.62mm、重さは12gで、終日装着していられるだろう。
バイブレーションがオンの状態でも、フル充電で最大10日間使える。また、背中に貼り付けるための両面テープは医療用シリコーンを使用しており、アレルギー反応を起こしにくいという。1枚で2週間から3週間の使用が可能。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間5月11日まで。記事執筆時点(日本時間4月12日12時)でキャンペーン期間は29日残っているが、すでに目標金額2万5000ドルの14倍を上回る約35万5000ドルの資金を集めている。
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