スマートフォンやPCを夢中で操作していると、ついあごを突き出したり背中を丸めたり姿勢が悪くなってしまう。以前、正しい姿勢を保つのを助けてくれるウェアラブルデバイス「ALEX」を取り上げたが、専用デバイスを装着するのは面倒なこともある。
そこで、PC操作中に限られてしまうが、特別な装置なしで姿勢を矯正できるシステム「PROMETHEUS」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中だ。
PROMETHEUSは、PCのウェブカメラでユーザーの姿勢をリアルタイムにチェックし、姿勢が悪いと画面に警告を表示してくれるソフトウェア。首の痛みや肩の凝り、背中の張りなどの発生を防ぎ、ストレートネックなどと呼ばれるトラブルにつながらないようにする。
“まばたき”の間隔も計測しており、まばたきの頻度が下がることで起きるドライアイや眼精疲労を予防する。
さらに、長時間PCの前にいると、休憩を取るよう促してくれる。このタイミングに合わせて姿勢を変え、歩くなどして動き、PCの画面を見ないようにすることで、体をほぐして目を休ませることができる。
PROMETHEUSで正しい姿勢を習慣づけられたかどうかは、グラフで確認できる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月3日まで。目標金額の29万3000ニュージーランドドルに対し、記事執筆時点(日本時間2月3日12時)で集まった資金はまだ1471ニュージーランドドル。
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