こうも暑い日が続くと、食欲がなくなり、昼を冷たいそばやうどん、そうめんで済ませ、おやつにアイスクリーム、夜にビールとつまみ、という食生活を続けてしまう。これでは必要な栄養が摂れず、夏バテを自ら引き寄せているようなものだ。日ごろから、栄養バランスのよい食事を心がけたいが、栄養の過不足を確認することは意外に難しい。
そこで、体の栄養状態を簡単に調べられるスマートデバイス「Vitastiq 2」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Vitastiq 2は、指先などにある測定ポイントに触れさせると、各種ビタミンやミネラルなど、体が必要とする栄養素の状態を計測できるデバイス。電気はりを応用した方法で肌の電気抵抗を測り、栄養状態を調べるという。Bluetoothでスマートフォンと通信し、専用アプリでどのような栄養がどれだけ足りていないかなどを、継続的に確認できる。
使い方は簡単。アプリの指示に従って手や顔などにある測定ポイントに当てるだけだ。針を刺すようなことはしないので、痛みもない。
計測対象の栄養素は30種類。各種ビタミンのほか、タンパク質、カルシウム、葉酸、ヘモグロビン、ヨウ素、コエンザイムQ10などを測る。
Indiegogoでの目標金額は2万9000ドル。記事執筆時点(日本時間8月17日15時)でキャンペーン期間は19日残っているが、すでに目標の5倍近い約14万4000ドルの資金を集めている。
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