マイクロソフトは4月4日、Microsoft Technology Licensing LLCとカシオ計算機が、スマートウオッチ関連の広範なテクノロジを含む新たな特許ライセンス契約を締結したと発表した。
カシオは、5気圧防水対応スマートウォッチ「Smart Outdoor Watch WSD-F10」やGPSを搭載した「WSD-F20」を提供している。圧力センサ、方位センサ、加速度センサといったアウトドアで役立つセンサを備え、スマートフォンと連携できる。
Microsoft Technology Licensingのプレジデントであるミッキー・ミンハス氏は、「カシオのスマートウオッチとマイクロソフトのテクノロジを組み合わせることで、ますますウェアラブルを活用できるようになる。マイクロソフトのウェアラブル分野での長きにわたるテクノロジイノベーションがカシオの業界最高クラスの製品を支援するという点で、素晴らしいパートナーシップと言える」とコメント。
また、カシオ計算機の法務・知的財産統轄部知財渉外部部長の奥村寛氏は、「カシオはあらゆるお客様に向けて革新的な製品を提供することにコミットしている。今回の提携は、マイクロソフトとカシオの長期的関係に基づくものであり、産業向けハンドヘルド端末や企業情報システムなどの製品やソリューションもカバーするもの」とコメントしている。
マイクロソフトは、2003年12月にIPライセンシングプログラムをスタートし、1200件以上のライセンシング契約を締結してきたという。
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