Oculus創業者のPalmer Luckey氏は控えめな「Kickstarter」キャンペーンを皮切りに、ほぼ独力で仮想現実(VR)に対する世界の関心を再びかき立てた。そのLuckey氏が自身の生み出したブランドを離れようとしている。Facebook関係者は米CNETに対し、同氏が米国時間3月31日をもって退社することを認めた。
「Oculus Rift」の出だしが低調だと報じられたこと、そして、Luckey氏が反Hillary Clintonを掲げる団体との関係について嘘をついていたことが暴露されたことを受けて、Facebookは、四面楚歌のLuckey氏と同氏の作り出したOculusから距離を置き始めた。
Facebookは以下の声明を発表した。
「多くの人がPalmerの退社を寂しがるだろう。Palmerが残したものはOculusだけに留まらず、広範囲に及ぶ。彼の創意工夫の精神は、現代のVR革命に弾みを付け、業界を構築するのに貢献した」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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