Facebookは米国時間3月28日、同社のモバイルアプリ「Facebook」をアップデートし、競合するソーシャルアプリ「Snapchat」に似たカメラ機能を追加した。
「iOS」版と「Android」版で今回提供された新しいカメラ機能は、フィルタ付きの写真やショート動画が投稿できるSnapchatの「ストーリー」機能によく似ている。
新しいカメラ機能は、Facebookアプリの中心的な機能となっている。Facebookアプリの左上隅にあるカメラアイコンをタップするか、ニュースフィードで右方向にスワイプすることにより、新しいアプリ内カメラを試すことができる。
新しい「Facebook Stories」機能によって、写真や動画を24時間友人らに公開することができる。タイムラインやニュースフィードには、自ら投稿しない限り表示されない。
Facebookはさらに、写真や動画を特定の友人に共有するための「Direct」機能を導入した。Directによって写真や動画を送信すると、受信者はそれを1度だけ表示して、再生または返信することができる。写真や動画に関するやり取りが終了した時点で、コンテンツは表示できなくなる。
Facebookは以前、「Instagram」でこれらの機能の一部をテストしていたが、メインのFacebookアプリに「Stories」を追加したことは、Snapchatに対抗する動きのように思われる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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